復活

 今日は良い天気でした。

 この、「雪が降る」のと「晴れ間」が交互にやってきてます。

 先日私のミスでストックの大部分に被害を与えてしまいましたが、
一部を除いてどうにか復活しています。


 やっぱ強いなあ。


 この先、多少障害が残るかも知れませんけど。とりあえず
最悪の事態には至らなかったようです。やれやれ・・


 今日の陽気も手伝って、イチゴの成熟も加速しつつあります。


 ま、直売所にも他のイチゴ農家から多くのイチゴが出荷
されるようになりましたし、価格を下げなければならないかなあ。

 ただ、手前味噌で恐縮なんですけど。



 見栄えが違うんです。

 確実にウチのイチゴが一番大きいし、輝いてます。



 親バカ、でしょうか?

またも大雪

 昨夜は本当に寒かったです。冷え込み加減が尋常ではなかった。

 吹雪ですしね。


 それで、ワタクシまたしてもやっちまいまして。

 ストックのハウスの、天窓みたいなのがあるんですけど。
それを昨日換気した際にキッチリ閉めていなくて、今日
恐る恐る覗いてみたら案の定。

 花の上に雪が積もっています。

 雪は積もってなくても、大部分のストックが凍みています。


 終わったな・・



 と考えてはいけません。私は考えてしまいましたが、
少なくとも農業を志していくのならば、ここで諦めては
いけない。

 今日、ストックの師匠と話をしてて。


 私「葉っぱの不具合とか。ちょっと広がってますねえ」

師匠「ああ、その程度ならウチにもあるけど」

 私「なんか、そういうの目の当たりにしてると
   だんだん胃が痛くなってきますよ」

師匠「そうだよ。だから気にしたらダメ」


 そもそも、管理の段階だとそういう注意深い配慮
は欠かせず、気付いたら即対応。これが原則です。

 しかし、いざ収穫段階に至り。その時点でもう
取り返しのつかない事態を招いてしまったのなら。


 もう、そこは気にするだけストレスになるだけです。

 だって、どうしようもないんだもの。

 勿論、防除とか加温とか。対策があればそれを
実施するのは当然なんだけど。取り返しのつかない
状態ってのはあるワケでして。

 そうなると、考えなければならないのは、
それをどういう形態で、どこへ売るか。

 その販売方法だったりするんですね。


 もう、どうにかして換金する方法を考える。


 正直。

 ストックの惨状を目の当たりにして、精神的にも
立ち尽くしてしまいました。
 もう、このままトラクターでぶっ潰してしまおうか、
とちょっぴり考えたりもしましたが。


 「農業は、最後まで諦めてはいけない」

 いつも諦める直前まで行ってしまう私ですが。


 「農業は来年がある」


 毎日が勉強で修行で、経験です。

今日も大荒れ

 去年末の話になりますが。

 某クリスマスイベントに参加しての帰り道。

 某ファミレスに寄り道してお茶しつつ反省会を。


 平日の、夜中。日付もそろそろ変わる頃。


 客席もワリと混んでいます。



 やっぱり、みんな安いのがいいんだろうなあ。

 と、農家仲間でちょっと議論したワケですが。


 安い、からにはまず原材料が安いんでしょうね。

 安い原材料を求めるには、やはり輸入モノになって
しまうと思います。

 んで、価格を切り詰めて企業努力で人件費を削ったり
しますよねきっと。経費も切り詰める。

 世の中、そういう風潮が蔓延して「不況」だから、
と給料も上がらず家計も苦しくなるし。

 そうなると益々「安い」ことが重宝されて、
こういったファミレスとか牛丼屋とか挙って持て囃されて。
 更に価格競争は熾烈を極め、原材料費を削って・・


 なるほど。これがデフレスパイラルなのか。



 ま、安いからという理由だけじゃなく、手軽だし
深夜もやってるし駐車場広いし、とか。
 いろんな理由があって繁盛しているんでしょうけどね。


 ただ、農産物に「効率化」とか「均一化」という
ものを求めるのは、ちょっとなあ。

 という違和感はありますけど。しかし可能な限りは
応えていかなければならないのだろうなあ、と。


 とりとめのない記事になりましたが、明日はきっと
路面も凍結で相当危険な道をストック出荷の為行軍
しなければならない、と思うと今から戦慄してしまいます。


 たぶんまた、側溝に突っ込んでる車を見かける
ことになるんだろうなあ。

原因判明(ストックの凍傷問題)

 昨晩から、また雪です。


 冬って、こんなに寒かったっけ。


 今年に入ってから、ストックの葉っぱは元より「花びら」にまで凍傷(と思われる)障害が多数発生してしまいました。

 原因は、よく分からないんですけど水滴とか。葉っぱについたものが夜から朝方にかけての低温で凍り、それが影響する場合とか。
 或いは、その水滴がレンズの働きをして太陽光が照射して、そんで葉っぱを焼いてしまうとか。

 とにかく、あまり湿度が高いのがそもそも良くなさそう、ってことだけとりあえず分かってます。

 まあ、ほとんど分かってないということでもありますけど。


 それで遅く種まきをしたハウスは、まだぼちぼちの開花ですが、先日までそういった障害は全然確認されませんでしたが。

 昨日くらいから、部分的ではありますが被害が確認されました。


 そう、ハウスの一部にしか障害は発生してない。


 なんか、不自然な気がしてよく調べてみると。

 その、被害が出ている箇所の上部。ハウスの天井になんと、穴があいてるんですよ。

 そこから雨漏りし放題というワケです。


 そりゃあやられるワケだ・・


 んで。

 なんでそんな「穴」なんてものがあいてるかと言えば。


 カラスです。


 カラスが突っついてあけちゃうんです。


 酷い時なんて、ハウスの被覆を張り替えた。その直後にあけられてしまうこともあります。


 もっと早く気付くべきでした。


 とりあえず「雨が降りませんように」と祈るのもナンセンスなので、早々に雨漏り対策を取りたいと思います。応急的にテープでも張るかな。

 いつも邪魔になる位置に陣取ってしまうんですが。

 ワザとか?




 先日、ようやく初詣を済ませてきました。

 今年は「卯年」ということで、「白兎(はくと)神社」へ。

 今年は「卯年」ということで、参詣者も多く、奉納されてる絵馬をチラっと見た感じ、全国津々浦々から来てるみたいです。
 知りませんでしたけど、ココって「縁結び」のご利益もあるようです。

 チラっと絵馬を覗き見した感じですと、「○○さんと結婚出来ますように」とか、付き合えますようにとか。まあそんな感じのものが結構ありましたよ。


 あ。

 しまった。私自身の祈願を忘れてた・・

伊達直人は日本のサンタクロースになれるか

タイガーマスクに続き矢吹丈とか桃太郎とか。




 やっぱりこうなってくると思ったんだ。


 「伊達直人

 ばかりだと飽きてくるんだろうな。寄付する人も、
どこかで オリジナリティを発揮したくなる。




 わかる。わかるんだけど。

 あんましアッチコッチと名前が飛んでしまうと、


 「何故伊達直人だったのか」


 という根本のテーマみたいなのが薄れちゃうんじゃないかなあ。



 別にそんなの薄れてもいいじゃねーか、
という 意見も尤もなんですが、そうなるともう、




 「善意での贈り物」

 それ自体が、だんだん「何で?」ってことになって。


 現象自体がフェードアウトしてしまうような気がするんだよなあ。




 既に、タイガーマスクの被り物で登場する者まで現れてますし。
いや、これはいいんです。


 「リアル伊達直人」を登場させることで、現象を確固としたものに
仕立て上げていくことが出来る。


 ただ、矢吹丈ってのは、やりすぎたなあ。



 いつまで続くんですかね。続けばいいけど、
案外収束は早いんじゃないかなあ。


一気に広がり すぎましたね。


 恐らく、そろそろみんな飽きてきてると思います。


 残念だけど、この現象もほぼ消費されてしまった 感があります。


 マスコミが煽り過ぎなんだよ。もっとじっくりと見守っていけばいいのに。




 ちょっと面白いネタがあると、もう挙って食い荒らして、
あとは放置して見向きもしない。




 伊達直人がサンタクロースになれる瞬間だったんだけどなあ。
つくづく残念。










 誰かドサクサに紛れて


「仮面の伊達直人」じゃなくって



 「仮免の管 直人」


 でやってみてくれないかな。私は絶対イヤですけど。

タイガーシンドローム

 このところ世間を賑わせている話題の一つが、


 「伊達直人


 名義による善意の寄付です。


 まさかここまで増殖するとは思いませんでしたが、
こういう「善意」の連鎖というのは大歓迎です。

 「伊達直人」の名の下に。

 子供の笑顔が一つでも見られたら、やはり素敵なことです。


 ただ。

 考えすぎだとは思いますが、これが「某パチンコメーカー」
の、パチンコ台の販促企画の一環だったとしたら。

 その担当者はもの凄く切れ物だと思います。

 ニュースでもワイドショーでも、この話題は毎日
取り上げられますし、その際に必ず原作を紹介し、
テーマソングも流れてます。

 こんないいプロモーション、他にないですよ。

 宣伝費も全然かかってないし。

 もしそうだとしたら、すげーな。


 ただ。

 万が一そうだったとしても。キッカケはメーカーの
戦略だったけど、その後の連鎖は別物ですからね。

 やはり、素晴らしい契機になってると言わざるを
得ないけど、ズルいな。


 まあ、そんなことはないんでしょうけど。


 本日の農業新聞の風刺漫画にて。


 「仮面の男 伊達直人

 「仮免の男 管 直人」

 その記事を新聞で読む人の表情を見れば、
その違いが分かる。


 みたいなのがあって、笑いました。

 たく、「管」直人は何やってんだよ。

雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう

 という予報が出てまして、今とても寒いです。

 ここ二日ほど良い天気でしたが、生憎ストックはなかなか開花せず、イチゴも相変わらず色づきません。


 去年はストックがぼちぼちピークを迎えてる頃で、もう大変忙しかったワケですが。


 ワリと暇です。


 まあ、この天候じゃあしょうがないよね。とノンビリしちゃってるんですけど。太平洋側は年末から良い天気なんでしょ?

 ガンガン出てきますよね。太平洋側の産地が。


 産地間の競合とか、競争というのはあるわけでして。単に「競争」ってだけではなく、「産地リレー」という形で作物を長期に渡って供給し続けることが出来る、というメリットもあります。

 ただ、一方で天候が不順な産地もあって、リレーが上手くいかずにバッティングしてしまう。というケースも間々あったりして。

 なかなか思うようにはいかないのが現実です。


 でもまあ、それが農業ですし。


 農業はテイクイットイージー


 なすがまま。けせらせら


 自然に対して従順になれば、怖いものも何もなくなるというもので。


 だってしょうがないじゃない。


 今出来ることをやるだけです。