2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

サンタが街にやってこない

私がまだ幼かった頃クリスマスは家族と共に過ごした。家族でケーキを囲み、一家団欒でクリスマスというイヴェントを楽しんでいたような気がする。 学生時代。一人暮らしを始めてしばらくは、彼女の居ない仲間がいつの間にか集い、半ばヤケクソ気味に(そして…

悲喜交々 〜最終章、ピリオドの向こうへ〜

長々と個人的な偏見を大いに発揮すつつ展開してまいりました「悲喜交々シリーズ」でしたが。最後に「婚活イベントにおいて知り合ったカップル」、その行方をちょっと考えてシメとしたい、そう思います。 「カップルを成立させる」ことが「婚活イベント」の最…

悲喜交々 〜憧憬と現実の狭間で〜

都会の喧騒と人間関係と仕事に疲れたアラサー女。癒しを求めて地方の「婚活イベント」に思い切って参加してみる。 野菜の栽培には興味があって農作業もやってみたい。田舎の、澄んだ自然の中で時間も人も気にせず長閑に暮らしたい。 そんなあこがれを抱きつ…

閑話休題 〜因果応報〜

私はそれほど縁起を担ぐタチではないのですが、でもしばしば神仏にすがりたいと思うことはあります。お守りとか護符みたいなアイテムも大好きです。 通りすがりに神社仏閣があれば参詣参拝し、村の辻に鎮座まします道祖神に地蔵尊。みかけたら心の中で合掌し…

悲喜交々 〜アラサー女の描く夢〜

日常に些か疲れを感じた都会の女性。三十路を過ぎてそろそろ結婚が脳裏をよぎるが、めぼしい男もいない。 そんなときに、地方で「婚活イベント」が開催されるのを知る。 農業、と積極的にいかなくても家庭菜園とか。とにかく野菜とか果物とか栽培してみたく…

悲喜交々 〜婚活イベントの功罪〜

そんな次第でして、近頃農業新聞なども見ていても。どっかの県で婚活イベントをぶち上げて 「都会から女性を呼びこんでなんとしてもカップルを誕生させてやるぜ」 と意気込みが語られていたり、或いは 「婚活イベントに参加してみたけど上手くいかなくて、や…

悲喜交々 〜青年の主張〜

ここんとこ農業者人口の減少、ってのが叫ばれてます。叫んでるのは勿論農業者なんだけど、その減少している農業者の平均年齢ってのがまた、上昇する一方で高齢化がズンズン進んでいます。 問題となるのはやはり「後継者不足」で、なんだよ後継者がいないのは…

悲喜交々 〜幻想幻滅〜

というワケで早々に破局しました私ですが、よくよく考えてみるとイベントで知り合って、都合2回ほどデートして、ホントそれだけなんだよね。なんだそれだけかよ。 それだけなんだよなあ。 まあそういう次第でしたので、そこまで思い込むことないやんけコンチクショ…

悲喜交々 〜純情派〜

季節は秋から冬に移りつつあって。 冬を迎える前に、僕の恋は儚く終わったワケで。 秋の夜はことのほか長く、静かなワケで。 そして僕は途方に暮れるワケで。 突然の出来事に、まだ体も心も上手く反応出来てないワケで。 でも事実なワケで。 今日は朝から雨…

悲喜交々

明日は11月22日、【11(いい)22(ふうふ)】ということで鍋の日。ふぅーふぅーして食べましょう、ってことですな。寒くなってまいりました。この季節はやっぱ、鍋が美味しいですよね。 ・・え、違いますか。 まあよく知りませんけどいずれにせよ私には関係ない…

カブってる

今ひとつ盛り上がりに欠ける大相撲九州場所ですが、白鵬の連勝もストップし、更にグダグダになりかねない今日この頃。 ここんとこ私は「黒海」と「阿覧」の見分けがつきません。 んー、キャラかぶってますよね。 そんな私は大関魁皇と同い年。毎場所、必死で…

帰ってきた渚のハイカラグッキー

【ここまでのあらすじ】 私は以前とあるスーパーに勤めていたが、そこでアルバイトとして働いていた男がいた。名前は特に秘すがここでは「グッキー」と呼ぶことにする。彼に関して多くを語ろうとすると本が一冊書けるほどになるが(3ページほどの)、鬱陶し…

アキノヨナガ

寒くなってきました。 ここ最近の楽しみは、秋の夜長にコタツに入ってお気に入りのDVDを観ながらオヤツつまんでゴロゴロすること。 これこそ至福のひと時というものです。幸せだなあ、僕はこうやって一人自分の世界に浸るのが本当に幸せなんだ・・ そうして…

アキノミカク

以前私はとあるスーパーに勤務していた者であるが、商品の見立て、それも主に果実なのだけど、よく 「美味しそうなものを選んでくれ」 と客に要求され酷く困るということがよくあった。 いや、確かに私はスーパーの店員であるし、それも野菜売り場でもって活…

今日は何の日

11月8日は「いい歯の日」ということで歯の予防デーなのだという。 まあこういう語呂合わせによる「〜の日」というのは、7月8日が「菜っ葉の日」とか、11月22日が「いい夫婦の日」とか、もう言った者勝ちという案配でなんでもアリという風情であるが…

ブロッコラー

久しぶりに良い天気です。 ブロッコリーの収穫はとにかく朝が早くて、真っ暗な中ヘッドライトを点して作業します。 見上げると満天の星空で圧倒されます。 次第に東の空が明るくなって、濃いブルーから紫っぽいブルーや色んな色が混ざり合って、そのグラデー…

一人称が自分の名前ってどうなの

さっちゃんはサチコという名前なんだけど、自分のこと「さっちゃん」って呼ぶんだよ、でもそれはさっちゃんが小さいからなんだけど、それでもやっぱり「おかしいね」という評価が下されている。 しかし昨今、何を勘違いしているのか、自分で自分のことを「あ…