『視察研修旅行』と言う名の『慰安観光旅行』

 昨日今日と、近県であるS県の「某会社」が開発した「某技術」を

視察研修してまいりました。



 と、別に伏せなくても構わないんだけど詳しい説明も面倒なので、

まあこの辺はサッサとスルーしますよ。




 んで、「視察研修」が勿論メインといいますか「名目」なのですけど。



 この場合、それだけじゃあ終わりません。どっちがメインでどっちが

オマケか、と問われれば。参加者の全員が「旅先の夜」って答える

くらい、実は本番は視察研修を終えた後だったりします。



 無論、私は違いますよ。ええ違いますとも。




 とは言え、夜までにはまだ時間があります。それでこんなトコロに

行ってみたりしました。

灯台です。ちょっとデカい灯台です。



 一応、ここいら辺りでは観光地の一つですけど、この

冬の寒空の下。観光する物好きなんてほとんどいません。



 しかも、ここに至るまでには「日光のいろは坂」には及ばない

までも、相当な曲がりくねった道を進まねばならず。

 お陰で私は車酔いしてしまいましたが、そんだけの苦労をして

訪れる価値はあるのか。


 あると思います。

 こんな、サスペンスドラマのクライマックスに登場する

ような崖っぷちを堪能することが出来ます。

 背景はやはり冬の日本海がよく似合う。


 天気はそこそこ良かったんですよねえ。



 


 観光客は見当たりませんでしたが、この辺りに棲み付いている

ネコちゃん達に出会うことが出来ました。

 ま、みんな私とは目を合わそうとしませんケド。



 私が合コンに参加すると、相手の女の子達は大抵こんな感じです。



 お前達もか・・







 という感じで時間をつぶした、もとい、有意義に過ごした我々一向は、

某温泉宿にその夜は宿泊したワケでして。

 宴会アリコンパニオンアリその後はご自由にだけど自腹でお願いね。



みたいな、いつもの流れへと突入するんですが。



 私は生憎の病み上がりでしたので、早々に部屋に戻って布団に

入ったんですけど。



 これが眠れない眠れない。




 なんでしょ。20代の頃は、友達の部屋でワイワイやりながら音楽

ガンガン流してても、フローリングの上に直接でも、どんな体勢でも

寝られたものですが。

 どうしたものか、この頃は枕が替わると、布団が変わると、部屋が違うと、

女が代わるともう眠れない。




 すんません、最後のは嘘です。



 なんか気持ちが昂ぶってしまうんですよ。



 一人部屋でも、大部屋でも。どっちにしても眠れない。




 んでね。



 旅先なんかだとそうやって眠れない夜を過ごさなきゃ

ならないワケなんですが。



 これが、コイビトと一緒にお泊りしちゃったりしたら、

果たして眠れるのかしらん。心身共にリラックスして、

グッスリと「のび太」バリの睡眠を獲得できるのかしら。



 とか、気になってしまうんです。






 ま、確認出来ず。ですケド。





 んで、ツレの多くは夜の街へと消え去り。



 私は旅館の一室で布団に包まりながら

まんじりともせず。



 だけど、やはりここは身を清めて。最高のコンディションで

翌日を迎えなければならないのです。




 何故ならばそれは。


 聖地巡礼が翌日に控えていたからなのです。



 あ、わかりません?ここがどこだか。分かりませんよね。